Aditya Prakash Lounge Chair
| Designer | |
| Year | 1967 |
| Size | W620 D670 H730 SH360 |
| Collection | |
| Brand |
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独立後のインドにおいて、国家建設の責務を担った世代の建築家アディティヤ・プラカシュ(1924–2008)。建築だけでなく、家具、絵画、写真、著述、演劇まで多領域で活躍し、インド初期モダニズムを牽引した人物として知られます。彼は1951年に着工したチャンディーガル首都計画に、ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレとともに参加。建築大学や公共施設、劇場などを多数設計し、都市の文化と日常を支えるデザインを手がけました。
こちらの「APラウンジチェア」のオリジナルは、プラカシュが自身の自宅のために制作したラウンジチェアが起源です。幅広のアームレストや、交差する脚の構成は、彼が設計したチャンディーガルの象徴的建築「タゴール・シアター」の客席用チェアの造形とも呼応します。チャンディーガルの公共建築ロビーを象徴するクロスレッグド・ラウンジチェアの系譜に連なる存在でもあります。
Phantom Hands による現行モデルは、当時の意匠・素材を忠実に踏襲しながら、寸法や角度をわずかに調整し、安定性と快適性を高めました。丁寧に乾燥させたチーク材(Tectona grandis)と籐編みを採用し、日常使いに耐える堅牢な仕立てです。これらの改良は、プラカシュ自身が常に自身のデザインを微調整し続けていた実践を継承するものです。
座面クッションは、手紡ぎコットン〈Taboga Dove〉、生絹〈Sivan Natural〉の2種類から選択可能です。生絹(Raw silk)は、絹糸表面のセリシンを残したまま織られることで生まれる、マットで素朴な風合いと自然な光沢が魅力です。
プラカシュの豊かな仕事は現在、カナダ建築センター(CCA)にアーカイブ保存され、Phantom Hands がその調査・デジタル化を継続支援しています。
Additional info
| 素材・色: |
本体 / チーク材ダークステイン仕上
背座 / 天然籐 籠目編み
クッション/生絹(Raw Silk)
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| 納期目安: |
約4-5ヶ月
納期は前後する場合があります。お急ぎの場合は、事前にお問い合わせください。
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| 配送料金: |
区分E 〉
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| 保証期間: |
構造部1年間(保証内容は工房の保証規定に準じます)
籐部分は天然素材、消耗品につき対象外(国内で修理可能)
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¥471,900
展示品あり(富山)
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・掲載のない仕様のご注文も承っています。詳細をご案内致しますので、ご相談ください。